説明
◆商品説明◆
・素材
本体には中肉厚のナイロン100%(東レ)を採用しており、コットンな風合いのある、撥水加工されている素材です。
ナイロンは調湿効果もあり、薄手のウィンドジャケットやパンツ類にも多く採用ており、キャップもその一つ。特に昨今紫外線も強く、また気温も年々上がり、熱中症になりやすくなってきており、キャップは一年の中で着用の多い、マストなアイテムになってきております。
また、ヘッドバンドには肌触りのよい吸水速乾+抗菌作用のトリコットを採用しております。
・バイザー(ツバ)
バイザーは約6.5cm程の長さで「ひさし」としても十分使える長さです。昨今ツバタンと呼ばれる仕様は約5cm程度、サイクルキャップよりも長いバイザーですが、それよりも長めの設計にしております。ツバが長いことで耐風性は?と思われるかと思いますが、多少跳ね上げも可能ですので、風が強い時は下図のように上げる事も可能です。
向かい風の時にはツバを跳ね上げていると風の抵抗をおさえられます。※ナチュラルな跳ね上げで跳ね上げを目的とした仕様ではありません。時間と共にツバ位置が元に戻ります。
アジャスターはナイロンテープで調整可能。
また、ゴムを端に一つ採用しており、フィット感が増し、一度調整したサイズをこまめに調整する手間を省いております。
アクティビティはさまざまな天候変化に対応しなければならないので、しっかり固定されるアジャスターとこのゴムを採用しております。
またこのように丸めて収納することもできます。
山町サコッシュのメッシュポケットにコンパクトに収納可能です。
◆寸法◆
頭周りは約56-60cmとなりますが、アジャスターを広げればほぼどなたでも入る寸法になります。MOUNTDOORが考えるシルエットをキープできる限界寸法は62cmぐらい迄が限度となると思います。是非これまでキャップを毛嫌いしていた方もこの機会に是非チャレンジしてほしいです。
平置きでは、、、
上記のような寸法となります。
2019年より販売しております、Trail Magic Capとの比較は、、、
上記イメージです。参考になれば幸いです。
また個別では、、、
是非参考にして見てください。
◆開発ストーリー◆
いつも身に付ける、選ばれるキャップでありたい。
アウトドアをはじめ、各ジャンルで多種多様さまざまなキャップが販売されておりますが、似合うのはごく僅か。ましてアウトドア専用となると一気に裾の尾が狭くなり、ごく限られたキャップやハット、ニットキャップの中で選ばなくてはならない。その中で良いのを見つけてこれだ!と思って被っても意外と似合わずまた帽子を探す旅へ。或いは旅を辞めた方もいらっしゃると思います。
MOUNTDOORオーナーもその一人。ツバ幅が狭くて、或いは厚みが薄くて似合わない、被りが浅くて頭に乗っているだけでフィットしない。悩みの多くはここにあると思います。
特にツバの厚みと幅は顔のバランスを大きく変える存在で、ここをうまく調整すればかなりストライクゾーンが広がる。また昨今ツバが小さすぎて庇の役割も果たさないものが多く見受けられます。
山町キャップはその全てを可能な限り網羅した日本人のTheスタンダードを目指した山町キャッププロジェクトをスタートしました。
そして完成したのがこの山町キャップです。
サイズ感比較記事も参考に↓
山町キャップサイズ感
形はジェットキャップのパネル構成にしております。これは唯一スポーツキャップで自身が似合っておりましたパタゴニア社の2015年頃に販売していたダックビルキャップが思想にあります。
通常のジェットキャップはツバが長く、そして被りが浅いので基本的には欧米人の頭の形に合うものがほとんど。形はかっこいいけど、自身に似合ったのが全くない。そんな中たまたま出会ったのがパタゴニアのダックビルキャップでした。前のパネル以外は全てソフトメッシュ、ツバは肉厚で幅も当時広くて頭の形がそんなに良くはない自分にかろうじてピッタリ。
※2017トレイル後の海で撮影
ただ、普段遣いしにくいカラーリングなので、本当に走る時や、ハイキングに行く時だけの使用でした。
でもそれでもよかったのです。ようやく自分に合うスポーツキャップに出会えた。これがなにより嬉しかった。
その後使い込んでボロボロになってきたので、新しく新調しようと思ったのですが、衝撃をうけました。。。
マイナーチェンジによる形状変更。
ツバは短く、狭く、そして被りもさらに浅く、、、。被ると子供の体育帽子!は、言い過ぎですが、自分には全く似合わない、、、。そう、またこの時が来てしまった。。。新しい帽子探しの旅。
それが2018年頃でした。
この度にまたショッピングの一貫でまた新しく探せばいいと思う一方でこの時期からMOUNTDOORの前進として物作りをスタートしていました。
だったら、今は補修してダックビルを使いながら、いつか自分のキャップを作る時に、ダックビルで得たものをもっと日本人に、自分に合うキャップを作る時に全てを出そうと思い、それを全てアウトプットしたものが今回の山町キャップとなります。長々とすみません。。。
山町キャップはナイロン生地100なので、ダックビルや他のスポーツキャップよりは吸水速乾機能には長けておりませんが、それは山町キャップ-ACTIVE-としてラインをわけました。山町キャップは普段使いから登山-低山ハイク、そして軽いランニングを想定した機能性キャップとして開発しました。
製造は目の肥えに肥えた百貨店をメインにやっていらっしゃる帽子専門の日本のOEMメイカー様とご縁が有り、ショールームで拝見したその確かな品質にほれ込みお願いいたしました。
コーデ例1
コーデ例2
いつも出かける時に玄関でさっと手に取ってコーディネートを締める、
それが山でも町でも、まさに選ばれるキャップでありたい、そんな想いを込めたキャップです。
共感頂けると幸いです。