説明
開発背景
ザック構成
構成部材
- ショルダーパッドの前面と背面パッド部:オックスナイロン420D
- ショルダーパッド/背面:メッシュパッド
- 吹き流し:100Dナイロンリップ(テフロン加工)相当
- フロント本体:X-PAC or Ultra200
- ボトム:コーデュラ420D
- フロントポケット+縁:ツヌーガ®(or Dyneema®相当) + ハードメッシュ(ナイロン100)
- テープ系各種:高密度ナイロンテープ(本橋)
- コード:ショックコード (巾着部はMOUNTDOORオリジナル配色φ1.8mmポリコード)
- プラパーツ:海外
重量① – 本体 X-PAC:約445g ※付属除く
重量② – 本体 Ultra200:約410g ※付属除く
(*背面のウレタンパッドを入れると+40g / 細かな仕様変更や縫製のタイミングで変動しますので目安程度にお考えください)
寸法:背面パネル / 約H51cm×W26cm程度(背面長さではありません)
容量:約32L〜程度 (本体すりきりで約23L~程度 / 巾着で約2L ~ フロントメッシュで約4L~ 程度/ 両サイドポケットで約1.8L程度)※容量は以下説明欄でご覧ください。
最適パッキング重量:6kg程度 (6kgを超えだすと縫製面など早期に劣化が出る可能性有)
オプション:ウエストベルト 約38g程度 (ベルトのテープ長さ両端から 約92cm ~ 程度。)
ザックの仕様
1: ショルダーパッド

2: バックパネル
トレランザックのように「肩甲骨付近」で背負うことを想定しており、汗の良く出る部分を広く、汗が伝っていく方へ細くなるようにメッシュを配置。
ナイロン部分はショルダーパッドと同じ素材ナイロンオックスにメッシュもショルダーパッド同様通気性も高い素材を使用しています。また背面の長さは設計値で約47cm(若干誤差が出ます)になります。ワンサイズのみの展開となります。
3: 本体容量
いつものように計測方法は「ポリ袋」を入れて500mlのカップ水が何倍入るか容積計算しました。結果約23L~程度(途中のカップ水の誤差有)となりました。巾着部は含んでおりませんが巾着だけですと1.5-2.0Lくらいの容量が適切かと思います。誤算があるので目安としてお考え下さい。
巾着部と本体付け根すりきり一杯での容量です。以下はフロントポケットの参考容量です。以下を元に算出しております。
以下は巾着部の参考です。
巾着部で容量1.5L~程度を推奨にしておりますが、例えば約9L程度の容量になるYM Stuff sackを巾着部に入れた場合です。これだけの容量が実際には入ります。※容量の拡張の仕方次第では記載している32L以上になるかと思いますが「推奨外」の為お客様側でお試しいただいてご自責で使用可否をご判断ください。
4: ロードリフター
このサイズクラスにはあまりないかと思いますがザックがぶれないよう、身体にザックをぐっと引き付けやすいようロードリフターを備えております。こちらは先端を摘みやすいように設計しております。
設計者自身がトレイルランから山遊びに入ったのでトレイルランザックのいいところをザックに反映し、なるべくザックが背中に吸い付きやすく揺れにくい設計にしています。ロードリフターを取り入れることで身体とのフィット感が生まれ、動きやすさ・行動のし易さを重視しております。
よって、、、
- 身体に密着することで急登での動き易さを確保
- ぶれにくい
- トレイルランのように軽快さを確保して下りやすさも向上
を得ることが出来ました。
5: メッシュポケット
メインのフロントメッシュはBigskyのWisp1が丸々入る容量になります。600gのソロテントがこの通り。
コンプレッションコードはトップの巾着部以外は全てショックコードにしているので取り出しやすく固定もしやすいです。
サイドポケットはボトルが入れやすい形状に仕上げております。勿論トレッキングポールも収納です。
またサイドポケットにも勿論ショックコードが搭載しておりますのでお好みのコンプレッションでご使用いただけます。
注:メッシュポケットに関して
パネル構造上製造誤差でポケットの柄や縁の幅合わせがずれることが御座います。予めご了承くださいませ。
6: トレッキングポールやスリーピングパッドの固定方法
プラパーツとコンプレッションコード利用して使えるように設計しております。
両サイドに配置しているので2本取付が可能です。
またご要望の多かったボトム部への取付も今回可能にしております。
ショックコードを配置しておりますのでトレッキングポールを取り付けながらスリーピングパッドの取付も可能となります。
7: アタッチメントパーツ
なるべく厚めのグローブを着用している時にも操作しやすい軽量のパーツを選びました。
クロスバックルは指で押しやすいように設計されておりますので、
露骨に大きい作業手袋で実験しますが、このような手袋でも摘まみやすく
難なく押してバックルをリリースすることが可能です。
このバックルは吹き流しのアジャストテープ部にも採用しております。
8: 背面パッド
背面にはP-Eライトと呼ばれる耐候性、断熱性に優れたポリエチレンフォームを入れております。
発泡倍率を3種類試し、個人的にこのザックに一番気持ちいい少し柔らかめの背負い心地のものを選んでおります。*ただし背負い心地は個人差が御座いますので少し違うなあ、と感じられたらご自身にあった硬さのお気に入りの背面パッドを入れてご使用頂ければとおもいます。
9: ウエストベルト※オプション1式1,320円(税込)
10: 背負い方は自由
重心が肩甲骨付近で背負うと気持ちよく動きやすい設計にしています。というのがMOUNTDOOR的なご提案でございますが、人によって背負い方は様々。。。

11: パッキング