説明
山町サコッシュ-禅- からのアップデート山町サコッシュ-ZEN-としてリリースします。
今回の-ZEN-は強度とユーザビリティの向上を図ったモデルになります。テスターの方々、ユーザー様の声、そしてパートナーショップ様の声、そして設計者の考える更なる改良点を含めてアップデートしました。
「禅は経験則で物事を考える事から一歩引いて、今一度実体験から体験・体得するという教えである」
その言葉通り、多くのユーザー様に渡り、そこから得た多くの事を-ZEN-に注ぎ込みました。
今回の-ZEN-モデル構成は、、、
- 本体+ボトム: X-PAC (防水生地) 70D〜210D〜330D
- ファスナー: YKK アクアガード-マット
- ポケット:ソフトメッシュ
- 仕切りポケット: 本体同様
- 仕分けポケット:ソフトメッシュ
- 糸: #30
- W26.5cm程度×H22cm程度×D6.5cm程度
- ショルダーベルト(20mm) PPテープ
- ショルダーコード:MTRダイニーマコード2.2(オリジナルダイニーマコード)*コードには3点止めのフックも装着しています
- 本体重量: ホワイト: 65g / それ以外:90g *ショルダー含まず
- 耐理想荷重:1kg以内(肩が痛い、食い込むなど使用上にて「負荷」を感じる場合には製品使用上キャパオーバーのため製品劣化を早めます。)
- ※構成部材は調達の関係で予告なく変更する場合がございます。
となります。より「禅(20年Version)」に比べて強度とアジャストのユーザビリティが向上しました。
<使い方動画>
<仕様面の変更点>
1: ポケット部
2: アタッチメントとショルダーのアジャスター
1-1: ポケットを何故改良したか?
ポケットを改良した理由は、、、
- 強度
- 音
- 視認性
となります。ストレッチポケットシリーズも-禅-シリーズでは残します。ですが、やはりもっとラフに使いたい、そのようなご要望にお応えすべく、1stリリースの山町サコッシュで採用していたソフトタイプのメッシュを採用。
1-2 音: 仕切りパネルにFibermax64を使用していましたがX-PACへ変更。
パラパラとしたコーティングナイロンで気に入っていたんですが、町のシーンでは映画館や静かな場所で音がなって気になるなど、確かに製作者も気になっていた部分ですが、それに勝る軽さ、自立性ある固さ、そしてストレッチポケットから透けて見える色合い、これをどうしても使いたくて-禅-で採用しました。
しかしソフトタイプのメッシュにするなら視認性が良いのであえてFibermaxにして色を工夫する必要も無く、これまでの問題点をクリアするなら本体生地と統一しようと仕切りパネルはコストUPにはなりますが変更しました。
1-3 : 最後に仕分けポケット。
これは2020年版はコーデュラRip(30D)を採用しております。視認性もよいのですが、生地厚との(200D以上)とのバランスが少し悪くなってきて候補を探しておりました。
100Dのリップナイロンも候補としてサンプル作成をしておりましたが、管理面と工数から考えて、何が適材かと考えたとき、フロントのソフトメッシュを仕分けに使うことに行き着きました。
視認性も良い、水抜けとしても利用できる。またメッシュの摩擦もあるのでモノがより抜け落ち難くなる。そう考えてソフトメッシュにしました。
2: アタッチメントとアジャスター
2-1: アタッチメント
ここは前々からkumpelにも採用を検討しており、かつザックとのドッキングもし易いように考えていました。
また、右掛け、左掛けの声が少しずつ増えてきたので、ストラップをスイッチ出来る様にも考えた末、アタッチメント採用に踏み切りました。強度面も十二分です。
2-2: アジャスター
アジャスターを今回ショルダーベルト側にも採用しているので、さらなる可変調整が可能。腰に巻くことも可能なのでバリエーションはかなり広がりました。
見た目はそこまで変わっていなくても機能面が大幅に変わった新しい山町サコッシュ、是非ご体感ください。