説明
触った瞬間吸い付くような手触りだけどコットンのような張り感。でも着用すると素肌のような着用感で高機能。生活の一部と化す山町カットソー黒子シリーズのショートスリーブ(半袖)となります。
◆説明◆
ポリエステル100、目付: 156g/㎡
ファブリック:東レ / primeflex®︎
特長:
- ストレッチ
- 吸水速乾性
- ラグランスリーブ
- 耐摩耗性
- UVカット(UPF+50)
◆サイズ感◆
身幅は気持ち細めに作っておりますがそのまま裾に向かって僅かに広がる設計なので、HIKE Tシャツ等で使用している既製ボディと比較して寸法的にはほぼ変わらない設計ですが、シルエットでかなり調整しております。
設計者所感ですが、XSで150-160cmくらいの方、Sで160-170cmくらいの方、Mで165-175cmくらいの方、Lで170-180くらいの方、XLで175-185くらいの方に合う方思います(数値表記中間が適合身長くらいかと思います)。着用の仕方で印象が変わりますが、設計者が172cmでMを着用しております。Lでゆったりフィット、Mでジャスト、Sはかなりピタッとしたタイト(細身で骨格が細い方はSでも172cmくらいまでは対応できます)フィットです。
合わせて見るとわかるように、身幅がややHIKE Tですが、裾に向かうに従って広がり裾幅がHIKEよりも気持ち広めになっております。
裾を狭くするとジャストで着用した際には腰回りにフィットしますので、激しいアクティビィティには向いていると思いますが、動いているときに捲れ上がったりしてまた下げてとする作業がストレスになると考えましたし、何より普段使いの際にシルエットが綺麗に見えなかったので、広めに取ることでその点を改善しました。
動きに追従する吸い付くような着心地と吸水速乾性、そして腕や肩の可動域を大幅に上げるラグランスリーブを兼ね備えたこのカットソーはトップスの様でトップスでない、でもアンダーの機能も果たしながらもアンダーではない、トップスとアンダーのミドルレイヤー:中間着としての機能が有ります。特に肩が凝りやすい方は是非このラグラン+ストレッチを体感して欲しいです。
シルエットはハーフスリーブ同様の裾がAラインです。
これにより裾部に生地が寄ったり浮いたりせず、骨盤に寄り添うようなシルエットになります。
そうすることで動きに合わせて裾から換気出来、空気の動きを中で作って外へ排出するような動きにもなり、より行動中のperformanceを上げられると考えております。
ラグランにすることで様々なアクティビティへストレスをかけず、且つ、ザックのショルダーハーネスが「縫い目」に干渉する事も避けておりますし、非紡績糸の生地のため、擦れ・摩擦には強い生地で、メッシュドライ生地ならザックを背負うと一夏でダメになりますが、このPrimeflexはその点見事にクリアする性能。一年通して使用しても干渉部のダメージがほぼ皆無です。
襟は気持ちUネック調に広めに取っております。既製品は首元ピッタリの物が多いですが、Uネックのようにする事で首回りのストレス軽減、そして何よりシルエットが非常に綺麗に見えます。
また防臭性も他のポリより高く臭いが付きにくく、且つ、汗が目立ちやすいカラーでもこの生地は汗シミがとにかく少ないです。
例えば定番のグレーは色味的にもなんにでも合わせやすく、濃い目のボトムス(カーキ、オリーブ、ベージュ、ブルー、黒)などに合わせやすく重宝しますが、「汗染み」のコントラストで嫌煙するかたも多いのでは。。。
発汗量の多いランやトレイルで試しましたが、、、
1: ネイビーの汗染み
2: チャコールグレーの汗染み
よくあるグレー特有の大きな汗染みはかなり「目立ちにくい」と思います。
そもそも白に近い、淡い色は光が「乱反射」して白っぽく見えており、水分を生地が保持する事で光の「吸収」がその水分エリアで発生し、暗く見えてしまいます。それが汗染みが「目立つ」原因=コントラストとなります。
当方も発汗量が比較的多いほうで、このテストで汗が目立つようならば、ブラックのみで統一しようと実は考えておりましたが、良い方向に裏切られて、少し薄めのグレーでも良いかと思い採用しました。
◇開発ストーリー◇
先ずは黒子のネーミングはあくまでメインはお気に入りのレインジャケットやウィンドパーカー、山シャツ、Tシャツの引き立て役、その下支えでいさせて欲しい、そんなところから黒子、と名付けました。
一年越しのショートスリーブ。
2019年の春先から開発をはじめたこともあり、その当時はリリースできませんでしたが、リリースまでの間個人的にランニング、ハイク、室内トレーニングでとにかく着倒しました。いつしか何も考えずにぱっと手に取る非常にベーシックながら、普段着にも、寝間着にも、なんにでもなるこのカットソーは本当に山と町を繋ぐ意思を紡いだ道具となりました。
ハーフスリーブは自分の好みや思想が詰め込まれたプロダクトになり、且つ、無地のカットソーがどこまで受け入れらるか不安でした。無地で受け入れられるのはビッグメーカーやコレクション系のデザイナーブランド。ブランドとして一年目でそんな無地が受け入れられるのか、、、
しかしそれが非常に良い方向に裏切られ、展示会用にストックしていた在庫まで完売。。。本当にユーザーの皆様には支えられていると感じた瞬間でした。
デザインに関してはハーフスリーブ同様の、気持ちAライン。これにより、動きに合わせて外気も取り込みやすく、衣服と肌の間の空気の動きも良く、且つ、通気性も上がりますし、肌に密着していないので、風が吹いた際に体温を一気に奪われることも少なくなります。そして受け入れられやすいシルエットなので、体系もある程度カバーされます。
ハードなアクティビティからちょっとしたランニング、ハイキングまでは本当に難なく快適に利用でき、非常に心地よい仕様に仕上がっております。今までにはない、でも気取らない、そんなスタンダードを作り出したいと節に考え出来上がった商品、、、いやこれはギアです。