説明
山でも町でも使える必要最低限な財布を目指して。
山町TINYケースM(ベータ版)はその位置付けに相応しく、中をシースルーナイロンで仕切って裏表どちらからでもアクセス出来る様に仕上げた。
普通の二つ折り財布などに比べると、ミニマルウォレットの名前通り、収納量は劣ります。
しかし、そのコンパクトさ、何より無駄を省き、最低限の必要性、その概念を今回のミニマルウォレットに落とし込みました。
車の鍵、クレジットカード、絆創膏やちょっとした量のコイン、お札が最低限入れば。それが今回のコンセプトです。
山町TINYの話に戻りますが、特に発汗の多いトレイルや、マラソン大会にでた時の手荷物預けの際の貴重品を一つにまとめられるからかなり製作者も気に入っているが、日常使いに当て込むと中々スムーズなアクセスとまではいかなかった。
レジで少しあたふたしてしまい、お札を三つ折りにして入れる動作は実は半年ほど試したが中々なれなかった。
やはりお札は、
このように縦に使って挟む仕様が一番早いと思う。当たり前のことだけどやはり素早く収納できることが必要不可欠。
特に挟んで折る財布は少なく、山町ミニマルウォレットは慣れればこのように片手で2-3秒ほどで収納できます。
一般的な三つ折りミニマル財布と比較して長さが短いことでお札をたてから収納するのではなく、二つ折りにあるように挟んで、そして巻く動作をうまく取り入れて収納しやすくしております。これがミニマルウォレットの一つの特長です。
タグはさりげなく、閉じたときに隠れる仕様にしております。なるべくプロダクトで記憶に残れば、、、。
鍵用のDリングもポイントの一つで、山町ミニマルウォレットは下方向に向けている。
開発当初は逆方向の上に付けておりましたが、、、
このようにキーリングを上方向につけていると、鍵をつけた際にその自重で本体が曲がってしまいお札が設計上非常に出し入れし辛く、使いづらかった。
よって、
このように下に付けることで
鍵のぶら付きも全く気にならなくなって使い勝手がよくなりました。
※本製品は財布なのでDリングを鞄やパンツのベルトなど外側に付ける事は推奨しておりませんので、必ずバッグの内側やパンツに着ける際にはポケットにしまってください。
山町サコッシュとの相性もよく、
山町サコッシュの内側のDリングに繋げて頂けるとスムーズに出し入れが可能です。
そしてコインを入れるスペースもジャバラを付けたことで開けやすく改善しております。ただこのスペース自体にマチを設けていないので、コインは少量しか入りませんが、必要最低限。
なので、ファスナーを斜めに配置してなるべく開口部を広く取っております。そして先が狭くなるとコインは必然的に広いところにあつまるので、コインを取りやすくするための設計にしていますが、コイン自体はそこまで多くは入りません。
以下の例では10枚程度のコインを収納。
キャッシュレス時代に合うように必要最低限のスペースです。
※カード入れにカードの入れすぎやコインを入れすぎるとこのファスナーが締まりづらく、無理に締めるとファスナーの故障等に繋がりますのでご注意ください。
また、コイン以外にも山で使うときの絆創膏入れなどにも使えます。
またカード入れは2箇所。
スマホのように、
上にスライドして出すことも出来使い勝手を考えてこの設計にしました。
カードはそれぞれ3枚ぐらいまでが適切です。*取り出しにくいですが、設計者は各4-5枚ずつぐっと押し込んで入れております。縫製の僅かなずれで枚数に若干の変動がありますが生地が馴染めば取りやすくなります。
生地はX-pacを使用しておりますので、防水性もあり、ちょっとした雨、水に表面が濡れても中に染み込む事はありません。
X-pac: 耐水圧20,000mm以上(製品はシーム処理はしていないので完全防水品ではありません)
山やランなどアクティビティから日常までそれぞれの用途に溶け込む山町ミニマルウォレット。ちょっとしたお出かけのお財布がわりやキーケースとして、使い方は様々。
少しでも共感いただけたら嬉しいです。
注意事項2
- ハンドメイドの為、工業製品では御座いませんので、縫製面では縫い目や生地合わせズレなどが御座いますが、その部分を何卒ご考慮の上お求め頂ければ幸いです。ハンドメイド品としてお楽しみいただければ幸いです。
- 防水生地を使用しておりますがシーム処理はしておりませんので完全防水ではございません。
- 使用に関する注意点